秋の夜長に寄り添う「ひやおろし」7選|食卓を彩るまろやかな旨み

秋の夜長に寄り添う「ひやおろし」7選|食卓を彩るまろやかな旨み

少しずつ風が涼しくなり、食卓に秋の味覚が並び始める頃。この季節に楽しみたいのが「ひやおろし」と呼ばれる日本酒です。冬に仕込まれた酒が夏を越えてゆっくりと熟成され、角が取れたまろやかな旨味をまとって瓶詰めされたもの。冷やしても、燗しても、温度帯によって多彩な表情を見せてくれます。今回は、福岡を中心に選び抜いた7本をご紹介。それぞれの個性と味わいの違いを、ぜひ感じてみてください。

繁枡 本醸造 ひやおろし(福岡・高橋商店)

キレと旨味を両立させた、頼もしい食中酒。冷や・常温・燗とすべての温度帯で味が決まる、懐の深い本醸造です。焼き魚や炊き込みご飯と好相性。

比翼鶴 純米 ひやおろし(福岡・比翼鶴酒造)

穏やかな香りと、じんわり広がる米の旨味が心地よい純米酒。ぬる燗でやさしく味わうのもおすすめ。秋の夜に寄り添う一本です。

玉の井 純米 ひやおろし(福岡・寒北斗酒造)

米のふくよかな旨味と適度な熟成感が魅力。やや落ち着いた味わいは、煮物や根菜料理との相性も抜群です。

酔鯨 純米吟醸 秋あがり(高知・酔鯨酒造)

土佐の辛口酒らしい力強さと、吟醸ならではの香りの上品さ。冷やしてシャープに、燗で厚みを楽しむこともできる、万能な一本。

東一 純米 ひやおろし(佐賀・五町田酒造)

酒好きの間でファンの多い銘柄。スッキリとした飲み口と、芯のある旨味が調和し、秋の定番として飲み飽きしない味わいです。

白糸55 純米吟醸(福岡・白糸酒造)

糸島産山田錦を使用した、地元愛あふれる純米吟醸。やわらかい酸と華やかさを兼ね備え、食事との相性も良好です。

ポルチーニ 純米吟醸(福岡・みいの寿)

ユニークなネーミングとデザインが目を引く1本。ポルチーニのような芳醇な香りと軽快な酸が、秋のきのこ料理にぴったり。

「ひやおろし」は、その年ごとに風味が少しずつ変わるのも魅力のひとつ。今夜はどんな料理に合わせようか、どの温度で楽しもうか。そんな“選ぶ楽しみ”を感じながら、心ほどけるひとときをお過ごしください。